Q 健康保険はどの型に入るのがいいでしょうか?
A
こちらにはHMO,POS,PPOの3種類のタイプがあります。
PPO(PREFERRED PROVIDER ORGANIZATION)、
ネットワーク内の医師と病院なら紹介状なく自由にかかれます。
またネットワーク外の医師にも通常20%の自己負担でかかれます。
POS(POINT OF SERVICE)はHMOのサービスに加えて、
前もってprimary physicianの許可があればネットワーク外の
医師にかかれるものです。
HMO(HEALTH
MAINTENANCE ORGANIZATION)、
あらかじめ自分の主治医を決めておいてまずその医師に診察してもらい
もし専門医が必要ならその後紹介。(産婦人科は特殊なので直接診察してもらえる)
HMO,POS,PPOの順に保険料は高くなります。サービスの自由度は反対です。
通常、留学や就職先がhealth insuranceのひな形を持っているのでその中から
自分のかかりたい医師が登録しているところで月のpremium会費が一番安いところで
申し込むのがいいと思います。医師を探す場合は、大学病院のprimary clinicではなく
教官以上が開業しているところで探す方が賢明です。日本と異なり大学病院のいわゆる外来では
学生やレジデント(見習い)の練習場所なので、
(僕の勤務先のMaryland universityではASSISTANT PROFESSOR以上
はいわゆる本院では診察せず学生とレジデントのみ
の体制で正式な医師は別のところで外来しています。)
大学の正式な医師は自分のクリニックでしか
外来しません。健康保険の会社に問い合わせると医師のリスト(provider directory)を
郵送してくれるのでその中から医師を選んで電話してみると間違いありません。
大学病院の雰囲気はテレビのERそのままで長時間待たされます。本当の医師が出てくることは少なく
健康保険が生活保護や無い患者もたくさんいます。
HMOでもいい医師を選ぶことができればもっとも掛け金が安く、世界でも最高の治療を
受けることができます。ちなみに出産、不妊治療はアメリカで法律で決められているので
すべての保険でほとんどカバーできます。
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